2015 SPANNKOSMO『シンプルな宙(そら)』

赤い尾を引いて
星が死んでゆく
幾千の光放ち
静かに消えてゆく


3/28 sat 大阪LIVE BAR MOERADO
SPANNKOSMO 『シンプルな宙 prelude』

open 19:00 / start 19:30
charge 前売¥2500 / 当日 ¥3000 いずれもドリンク別

出演
スパン子 vocal, piano, accordion
熊坂義人 contrabass
輿石バッキー智弘 altsax
haruko trombone
熊谷太輔 drums
池端美紀 dance

美術 白藤垂人
衣装 園原弘美
PA idehof

予約受付
●モエラド メール受付:http://www.moerado.com/postmail/postmail.html
      電話受付:06-6315-4870

●スパン子 spannkosmo@folkevise.net

 

■MOERADO
大阪市北区西天満4-9-12 リーガル西天満ビルB1F
06-6315-4870

http://www.moerado.com/

*************
3/17 tue 高円寺ムーンストンプ

2015 SPANNKOSMO『シンプルな宙 prelude de prelude』

open 19:00 / start 19:30
charge ¥2500

出演
スパン子 vocal, piano, accordion
熊坂義人 contrabass
輿石バッキー智弘 altsax&
haruko trombone
熊谷太輔 drums

■ムーンストンプ
杉並区高円寺北2-22-6
キャニオンプラザ大須賀 B103
TEL: 03-3310-6996
http://www.bighitcompany.com/moonstomp/index.htm

about spannko

SPANNKOSMO『私の場所・冬』動画
動画をリンクします。

SPANNKOSMO 『私の場所・冬』

■2/11 @大阪天満 LIVE BAR MOERADO

制作〜リハーサル
http://youtu.be/9-yNJ72zhUA

その1
http://youtu.be/64A72dPHx8o

その2
http://youtu.be/JRDrRTIdxNA

その3
http://youtu.be/wJUA_chRouE


■2/28 @武蔵小金井 小金井市民交流センター

金環
http://youtu.be/l7ZjgIuI22s

呼んでる〜ひまわり
http://youtu.be/rm5ihLUwHr0

ワレタ空
http://youtu.be/AYEnyYnaTJs

in the break midwinter by joyful!
http://youtu.be/lWF6SbZke08

透明の向こう
http://youtu.be/FenF-0w5bt8

湖面の鳥女
http://youtu.be/RAX5UsEOYVE

switch
http://youtu.be/Hr11urRkT3o

リハーサル
http://youtu.be/cJCAt-6SsCQ


 
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SPANNKOSMO『私の場所』の最終章 東京のこと
もう春の息吹ぷんぷんでもギリギリまだ冬を名残る寒い時期だった。
SPANNKOSMO 東京が終わったらあっという間に眠っていた春が土の中から木の中から、待ってましたと言わんばかりに目覚めているのを感じる。まだ雪は降るけど、今までと違う私が東京でよく体験していたすぐに溶ける雪で、朝は寒くても昼間の太陽で雪がどんどん溶けていく。土が見えるところも出て来たり、それに何より日が長い。17時半になってもまだ外が明るい。日に日にいろいろなものが目覚めている。細胞も動き出して、肌も荒れる、アレルギーも出る。冬に過ごした形が春の強いエネルギーで押し出される。

2月は本当に錯雑とした時期で、SPANNKOSMO出演者、スタッフ、私の家の事情、夏の木崎湖畔で関わった人にも、いろんなことが渦巻いた。まるでこの激しい気象のように、太陽の活動と共に、つまり終わってみて思うのは地球の裏側の人がどんな風にすごしていたか実際は知らないけど、きっと地球全体がそういう時だったのではないか。事象が起きて事柄をはっきりさせなければならない時。そこで直面する自分に向き合わざるを得ないとき。向き合うのもしんどいが、向き合わないのもしんどい。私は多くのそれら全部をSPANNKOSMOという小宇宙に投げ込んで、洗濯機みたいにぐるぐる回して、無数の星に変えて、宇宙に返すという役割があったのかもしれん、と思うと、このしんどさも納得がいく。そうだ、園原が結局全員の衣装をつくったのもそういうことだ。

たまにはライブレポートしてみようかな。

会場は園原弘美と石原くんの手で、白樺の木が立ち並び、キムGの照明が木々を大きな影に落として、どこか北の国の森の中のようになった。開場、森に入ってくる人々。

アタマに流したトイピアノの曲『オオミズアオ』は海の記憶。
Ryoojingさんの雪の結晶のアニメーションが、次々と放出される珊瑚の産卵のようだった。

音の切れた先に、管楽器の和音が拍とか小節とかでなく、呼吸で重なっていく。
私は園原が染めた藍の服を来て、地球を代表して「金環」から歌いはじめた。
今回やりたいなあと漠然と思っていた「上も下もない空間」が生まれた。歌うというのは時に爽快だったりもするが、大抵切ないものだ。すべての存在は切なく尊い。

金環から「呼んでる」、まるで子宮の中でたゆたっていた赤子が地上に出る時のように呼ばれて、ライブがスタートする。HONZIが死んだときにできた太陽を探すうた、「ひまわり」を久々に日比谷カタン、熊坂義人で。懐かしいが久々にあわせた今、夫々が進んだ分変化していて、当たり前にそうなる感じが嬉しい。そのまま「真平御免」。今回はイガキ、はたの、熊坂の弦3人とほうすけ3で演奏。繰返し繰返し、同じことを繰返してはちょっとずつどんどん狂っていっていく社会のさまを描いたこの曲は、とりわけするどく気狂いだったように思う。そしてこの世の最後、もしくは今生の最後にうたいたい『ワレタ空』。右往左往する社会、理を持って起きる自然現象、全部光の方へ向かっている。

安宅浩司のギターとスパン子のうたふたりで「透明の向こう」。揺さぶられるラインナップから一変してじんわりと落ち着き、会場もふっと暖まって拍手が沸いた。

シーンは木崎湖へ。冬の静寂、死の世界へ。「熊追いのうた」ではユッキィの木崎湖畔で撮った雪の結晶の写真が流れる。微かな音、静寂の音。そしてジョイフルが「in the break mid winter」。まるで冬の森の精霊のようだった。重なる和音も全然整ってない、でも呼吸のリズムがあって、自然の旋律だ。ジョイフルはいい。明るく、屈託なく、ハーモニーとかではなく、大町からはるばるやって来たからこそ歌える、冬のイメージを歌ってくれた。
一息ついて、熊坂義人の物販紹介。相変わらず紹介しているようで切り捨てていく焦りまじりのトーク。頼もしい。

私は衣装を変えた。第一回SPANNKOSMOのときに園原に作ってもらったスカートを今回ワンピースに仕立て直してもらったものだ。虹色に染まっている。美しいな。ほうすけの幼稚園の先生にもらったキジの羽を背中にぶっさして、再び舞台へ。

そのまま木崎湖の伝説「鳥の女」シリーズ。大阪で曲間に宮田あずみの語りが入ったのがとてもよかったので、東京では尾引浩志に語りをお願いした。イギルなどを使って語るかなあと思ったのだが、カルグラというホーメイの発声法で、「声」のみだった。そして語りのときに映し出されるRyoojingのイラスト。これが実に緊張感を持って鳥女シリーズの3曲をひとつに結びつけた気がする。梅ちゃんのハープが入って、ぐっと女性度が強くなった鳥女シリーズだけど、それを成り立たせるにはやはり強い男の力がいるのだなと実感。
「湖面の鳥女」で扉を開いたら、あとは突っ走るだけだ。

世を憂うのならまず自分を変えろ!「switch」。膨らんで膨らんで、触れられない、懐かしい人の香り、破裂するのを待つばかり「膨張曲線」。イガキのアレンジが危なくてずっとばからしく、ずっと格好よく、いよいよスリリングになる。すべての人へのラブソング「北の国の友達へ」。Ryoojingの雪の結晶のアニメーションが今度は木に花が咲くようだった。

そして「私の場所」。はたのちゃんにアレンジしてもらって、とてもアカデミックでドラマティックになった。長野に引っ越すときに、これまで住んでいてたいして思い入れもないと思っていた東京や浦和が無性に愛しく感じて、泣きながら作った曲だ。「私の場所」はいつでもどこにいても、「ここ」にある。いろんなことがあるけれど、結局「ここ」に立つことだ。道徳や価値観、周囲との関係、いろいろあって悩ましいかもしれないが、誰にでも、その人の「ここ」はある。それが「私の場所」だ。

みんなを紹介してステージ裏に戻ると21時5分前。一曲できる。アンコールは「屋根裏事情」。全員で賑やかに、今日のSPANNKOSMOで作られたものなど解散!

22時までに完全撤収という脅威のスケジュールだったが、おかげさまであっという間に何もなかったかのようにがらんどうの小ホールに戻った。きっと私の人生も終わってみたらこんな感じなんだろうな。


「私の場所」は最終章を迎えた。それは晴れやかに。


natunatunaが描いて来てくれた絵。『私の場所・冬』


木を設置していく石原くん。




リハーサル風景。









PA宅も演奏者と並ぶ


照明キムGと最終打ち合わせ






BAR オッス!に映る影






開場






開演
藍 = あい は地球の色






呼んでる












透明の向こう




joyful!





















熊坂義人の物販紹介コーナー


衣装を変えて


鳥女シリーズ
























SPANNKOSMOホーンズ















打ち上げ!


SPANNKOSMO 『私の場所・冬』 武蔵小金井 小金井市民交流センター小ホール
SE オオミズアオ
1. 金環
2. 呼んでる
3. ひまわり
4. 真平御免
5. ワレタ空
6. 透明の向こう
7. 熊追いのうた
8. In the break midwinter
熊坂義人の物販紹介
9. 白梟と娘
語り
10. 鳥の女もうひとつのはなし
語り
11. 湖面の鳥女
12. switch
13. 膨張曲線
14. 北の国の友達へ
15. 私の場所

enc 屋根裏事情




どうもありがとうございました!






 
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2.11 tue SPANNKOSMO 大阪 から一ヶ月
大阪の公演のとき、一ヶ月後が丁度3.11震災の日だと思ったのを覚えている。
あれから一ヶ月経ったのか。


一ヶ月経った今、大阪のSPANNKOSMOは人が熱く、それぞれが強いベクトルをもって、ひしめいていたなあというのが私の印象。初めての大阪SPANNKOSMOということで、私もだいぶ緊張して臨んでいたので、終わった直後は東京のこともあるし整理つけなかったけど、私がSPANNKOSMOをやるということの意味が、大阪の公演で強く感じられたように思う。それは 人 だ。
愛しき、大阪!!



2014.2.11 SPANNKOSMO 『私の場所・冬』@モエラド
1st
1. オオミズアオ
2. 金平糖
3. 箱の中の子ども
4. スキマト
5. 真平御免
6. 金環
7. ワレタ空

2st
1. prism
2. 呼んでる
3. 白梟と娘
語り
4. 鳥の女もうひとつのはなし
語り
5. 湖面の鳥女
6. switch
7. 膨張曲線
8. 北の国の友達へ
9. 私の場所

enc
土と布


前日よりモエラド入り
朝なんて不得意な人たちが、朝の10時から丸太運び。もっともひーひーいっていたのは舞台監督の古市氏。



スパン子の乗る演台は垂人さんが作って持って来た。








屋台の作成


演台からの風景





リハーサル開始















前日リハ終了。疲れ果てて音凪へ。







当日リハーサル




























開場



開演
























とうもありがとう!










 
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熊坂義人というひと。
熊坂義人について、こんな風に書くのは久しぶりか、初めてかも知れない。
書こうと思うとあれこれが浮かびすぎて難しいもんだ。それくらい、私にとって大事で、重要で、愛しい、人だ。

幾年か前に熊坂くんはベーシストを止めた。「器用だったから」という。器 用だったから止めるしかないというのが実に不器用だなと思う。器用だったから、なんでもない音が出せた、なんとなくいい感じのことができた、でもそんな自 分という人間から掛け離れたことを繰返すことに虚しさを感じ、止めた。たくさん仕事が来ていたし、これからに繋がりそうなこともたくさんあったが、止め た。だけどやめた彼は清々しく、眼を輝かせていた。多少生活が苦しくとも、輝かしく生きていこうではないか。そういって、彼はベーシストではなく、熊坂義人の大福という自分のバンドを組み、私はSPANNKOSMOというプロジェクトを生んだ。
どちらも根っこは同じなのである。それからお互いのプロジェクトを膨らませていったり、ぶつかったり、離れたり、色々を繰返しながら、最近はっきりと言葉にできたことがある。

「とことん人に会いたい。とことん人に会える場を作りたい。」


SPANNKOSMOへ!!


熊坂義人
 

うた、コントラバス

2009年10月頃までフリーミュージシャンとして活動。
忌野清志郎、細野晴臣、梅津和時、おおはた雄一、鈴木総一郎、ハンバートハンバート、BE THE VOICEなど共演者多数。
HONZI(vl)、スパン子(acc)と結成した「福」では2006年にノルウェー公演を成功させる。ASA-CHANG&ブルーハッツのメンバーとしてフジロックフェスティバル2007に出演。2008年10月以降はフリーな人として活動中。
2009年、熊坂義人ソロプロジェクトとして毎回解散するユニット「大福」を立ち上げる。
2010年「大福」ブルガリア公演。
2012年に初の録音作品「輝ける毎日」(アナログ盤)を発表。
10人編成のライブ録音で、好評を博している。
夏はキャンプ場の管理人。

http://folkevise.net/daifuku
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映像 Ryoojingのイラスト と ユッキィの写真 
本日、木崎湖畔Yショップに届きました。



SPANNKOSMOオリジナルラベル の信州イヅツワインです。



ラベルのデザインはRyoojing。kirie-deco のデザインもRyoojingです。



本当にこういうものをさっさとかわいく仕上げる人である。
今までCDのジャケットデザインや、フライヤー、WEB、アニメーション 思えばいろんなことをやってもらってきたなあ。
Ryoojingさんはアタマが良い。全体のバランスというものを捉えることが素早い人である。凄くカッコいいんだが、酔っぱらうと馬鹿馬鹿しいくらい馬鹿馬鹿しかったりする。そういう人間らしさがたまらない。
Ryoojingさんは自然の風景や、動物、何処かの国の人を、紙の中にすっと落とし込む。それは平面なんだが、どこかの国の香りがする。空気が見える。どこだったか知ってる筈だが思い出せない、そんなリアルと夢の間のような不思議な世界だ。
会場に雪を降らせたかった。でも本当の雪じゃない、切り絵や影絵のようなものがよい。リアルなものは必要ない、音と平面と人の想像力で、空間はうんと広がるのだ。Ryoojingさんのイラストがどんな風に入ってくるのか、私もとても楽しみだ。


Ryoojing 映像



2003よりデザインとともにアニメーション、音楽ライブでの映像制作と演出を行う。
北欧、東欧、亜細亜が混じり合い、何処でもあって、何処でもない風景を描き続ける。
http://www.atelier69.net/ryoojing/home.htm

そして、フルートのユッキィが撮った写真のスライドもあるのだ。
冬を、極寒を知っている海ノ口の人ならではのユッキィの写真が流れます。

木崎湖畔のSPANNKOSMOのチラシから、ユッキィの写真を使わせてもらってます。






海ノ口では雪ではなくて、雪の結晶が降ってくることがある。
朝方少しだけ降った雪の結晶が、今まで積もった雪の上にうっすらと降りつもっていて、それはそれは美しい。
樹氷は木の呼吸が凍ったものなんだってね。
冬の景色は本当に美しく、そしてやはり自然というのはいつだってあっという間に呑み込まれてしまう大きさを持っている。怖くなる。それ故の美しさなのだろう。

もう春の兆しがばんばんだけど、この冬の静寂の音がお届けできればと思っています。
 
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青い青い星の音 バッキー 
「3人がこの世を背負って、戦いに出ている三銃士みたいに見えた。」
大福の演奏 熊坂義人、バッキー、スパン子の3人の演奏を見てそんなことを言われたことがある。


熊坂 バッキー スパン子 の関係はそんなところがある。
熊坂は大福 バッキーはbucky-fore スパン子はSPANNKOSMO それぞれの命掛けたと言っても大袈裟でない、壮大なプロジェクトを持ってして、同じメンバーでライブをしたり、ツアーをしたり。それぞれの在り方を信頼し、そいつが戦いに出るなら何を捨てても馳せ参じるぜ的な関係である。熊坂はアタマをモヒカンにし、バッキーは頭のみならず、眉毛までそり上げ、スパン子もヤノマミさながら刈り上げて参上する。音楽しに行くとは思えない気合いの入れ方である。我らは本当にそんな運命的な3人なのかもしれない。楽曲の基本に熊坂、バッキー、スパン子の在り方がある。SPANNKOSMOもそこがあって、そこからこの人数でのアンサンブルまで膨らんでいる。仲がよいというわけではない、いつでもつるんでいたいわけでもない、だが、多くの人が信じられないであろう安定感のない生活をもってして、人間としての大事だと思う在り方を突き進んでいることは確かで、そして3人ともおどろくほどまともで、器用、逆を返せば不器用だ。


バッキーの音は計り知れない。アルトサックスという楽器で出来る限りの様々な音色というものをもはや超えている、と思う。バッキーは時に風となり、笑い声になり、すすり泣きになり、突然爆発したり、大声をあげて、火の踊りのようになったり、子どものようにはしゃいだり、様々な景色を見せてくれる。私はあんまりサックスという楽器の音色が好きでないが、バッキーのサックスは自分にとって、とっても必要だと思ってしまう。何より、この人のそこへ向かう真撃なまっすぐさが心に響きすぎて、悲しくなってしまう。悲しくて、切なすぎて、体が空っぽになって、気が付くとそこに何かが漲り始める。宇宙に浮かんでいる青い星のことを思い出す。ぽっかりとひとつ浮かんだその星は、その星に住む生き物のすべての孤独を受け止めて、ただただそこにいるのだ。私はその青い星のうたを、その青い星の音を出すバッキーの音に乗せて歌う。

金環 一曲目だ。

バッキー alt sax



1972年、東京、中野に生まれる
高校卒業と同時にsaxophoneを始め、同時に音楽活動を開始、jazzに傾倒していく
ブルックリンのウィリアムズバーグで3ヶ月の短い修行を経て帰国
ストリートを中心に活動、様々なバンド、ミュージシャンと関わるようになる
2001年より音楽家、舞踏家、美術家、ダンサー、絵描き、映像作家、詩人、等との共演が多くなり、表現形態、場所等を問わず、海外まで活動の幅を広げる。
2010〜   •ベーシスト熊坂義人のソロユニット大福に参加   •自己のband『YAMA-山-』を経て、『BUCKY-FORE』を開始
様々な自然、人、物、事、音と響宴、現在に至る

ホームページhttp://www.geocities.jp/bakkyoo3/








 
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natunatunaのイラスト。
木崎湖畔のSPANNKOSMOから、SPANNKOSMOのフライヤーに息吹をくれているのがnatunatunaだ。
彼女は私の音楽に描かされるっていうけれど、私は彼女の絵を見て、今度のSPANNKOSMOはこれだ!ってイメージをはっきりさせるのだ。すくっと立って、やる気になる。


木崎湖畔 SPANNKOSMO

natunatunaは似顔絵を描くのだが、これをみて私は初めて彼女を理解したところがある。
似顔絵を描かれる人は、初めはちょっと恥ずかしそうだったり、無理にすましてみたり、人夫々色々である。だけど、描かれていくうちに大人も子どもも、女も男も、だんだんと表情がほぐれ、書き終わって絵を見た瞬間、眼がキラキラし、たまらない笑顔になる。私も何度か描いてもらったことがあるのだが、描かれる側からすると、これでいいんだ、という気持ちと、こんな風に見えてるんだという気持ちに包まれる。それは発見でもあり、確認でもある。そういうちょっと巫女的なところがnatunatunaにはあるんだということ。



SPANNKOSMO switch on!





SPANNKOSMO『私の場所・冬』大阪 東京 

というわけで、私が毎回SPANNKOSMOやると決めて、まだ模索の段で一筋道を作ってくれるのはいつもnatunatunaであった。そんなnatunatunaが東京SPANNKOSMOでは立て看板制作や会場作りに駆けつけてくれ、なんと、BAR オッス!の売り子嬢としても活躍してくれる。そしてそして、SPANNKOSMO特別natunatunaポストカードセットを限定20部、販売してくれます。早い者勝ちです!




natunatuna も blog に書いてくれています。
http://natuna-event.jugem.jp/?eid=149
 
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いちばん変で、いちばん頼りになる 舞台監督は松本淳市
「顔に乗ったこのきゅうり。。」
「赤いきつねと緑のたぬき、あなたはどっち?」
「そのネギは!下仁田か!!」
「爆弾発言!」
「殿中でござる、殿中でござる、との、との、との!」



私が楽隊で参加した松本さんの劇の台詞より一部抜粋。
初めにもらった台本は意味の分かる劇だったが、日が経つに連れてどんどんとおかしく絡まり、最終的にさっぱりわけのわからない劇になった。その凄さったらなかった。多分一生忘れられない。

第一回SPANNKOSMOの時に舞台監督をやってもらった。私もこんな大きなライブをするのは初めてだったので全部を取り仕切るのに大変気負っていた。サウンドチェックの段で、「スパン子ちゃんは今日は他のことは一切やらなくていいから!!」と言われて初めは面食らったが、本当に演奏とライブのことに集中できた。そうか、舞台監督って、そういうことなんだと初めて理解した。全体を担う役を自ら買って、「場」を創り上げている。それからSPANNKOSMOは舞台監督を立てている。木崎湖畔は最高に頼りになるここいらのボス大島ケンイチ、大阪は開催を全面協力してくれた音凪の古市さんだ。それぞれがそれぞれの在り方で舞監を繰り広げ、それぞれらしい場が作り出された。松本さんは木崎湖畔には観客として観に来てくれた。そのとき撮ってくれた動画でダイジェスト版を作ってくれ、そののりで、大阪は撮影班として来てくれる。そして今回東京で再び、舞台監督をお願いした。
松本さんの撮る動画も写真も、ちょっと視点が変わってる。だから面白い。人が観ているところよりも、感じているところを撮る。この感性が実に面白く、実に変で、頼りがいがある。

会場に行ったら松本さんが仕切ってくれると思うとだいぶ気持ちがシンプルになる。
SPANNKOSMO『私の場所・冬』ダイジェスト映像を作るために、当日は会場を変な機械(自作)にカメラをとりつけてウロウロしているおっさんがいたら、松本さんです。
よろしく!松本さん!


松本淳市 舞台監督


演劇プロデュース spandrel/range 主宰、小劇場を主に作演出から造形美術、舞台監督まで幅広く活動し、映像にも進出中。




 
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we are 武蔵小金井地元民 倍音's 尾引浩志
今回の東京SPANNKOSMOの代表者は 尾引浩志です。
何故ならば小金井市民だからだ!

尾引氏と出会った頃、彼はまだ5人で倍音'sをやっていた。私は生まれも育ちも小金井っ子なので、地元にこのような倍音民族が居ると知って、実に嬉しかった。駅前に住む倍音族の尾引邸でリハをしてはワインを飲んで、倍音を聴いて、ゲラゲラと笑って、ふらふら家まで帰ったことが何度あっただろうか。あの頃、そういえば二人でユニットも組んでいた。名前は確か。。『アルドゥン・アルジャン』トゥバ語で金の泉って意味があるそうで、小金井は何せ、黄金の井戸がある土地。小金井に胸を張って、この名を付けたが、アルジャンナイジャンとか、ケセランパサランとか、あんまり覚えてもらえなかった。

そう、小金井が好きだった。小金井はたくさん公園がある。公園といっても遊具があるようなのでなく、でかい森や林や、桜並木のある公園だ。水が豊かなのだ。小金井市の真ん中に南北に坂があって、ムジナ坂とか、念仏坂とか、ひとつひとつ坂に名前がついている。坂の下を東西身結ぶ道をハケの道といって、そこに地下水脈が流れ込み用水が流れている。よく落書きして、ハゲの道とか、コーポハゲとか悪戯したもんだ。その流れはやがて野川に辿り着く。そこにあるのが野川公園とくじら山だ。
くじら山は私の聖地だった。くじら山のおまつりで有名な場所だけど、それを知る前から私は何かあるとくじら山に行っていた。くじら山っていっても南小学校の校庭の土を盛っただけの5秒くらいでのぼれる丘なんだけど、本当に鯨の形をしていて、遠くから見ると野原に鯨が泳いでいるみたいなんだ。その腹らへんに、柳の木が6本くらい丸く植わっていて、その中に入って私が話しかけると6本の柳がさーっと枝を揺らす。くじら山のたくさんの木と話した。木と話しているといろんなことが解決する。どうしたらいいか、教えてくれた。小金井にはたくさん家が建っていて、だけどお金もなくて貧乏な市で、でも東京の真ん中で自然だけが豊かな場所だって誇りに思っていたな。

その後、倍音族はひとり、またひとりと消息をたち、今やひとり小金井倍音族を名乗る男尾引浩志。彼の奏でる倍音は未だなお、その先へソノ先の世界へと進んでいっている。「倍音は育てていくんだ」と彼に教わったことがあるが、彼は恐らく一生倍音を育てつづける生粋の倍音族である。尾引くんのホーメイやイギルを聴くと、広ーい草原に居るような気持ちになる。でもトゥバの渇いた地よりもう少し湿った感じがする。久々に小金井のこと思い出してみたけど、尾引くんの倍音は、柳の木の枝が揺れて、その風がくじら山を渡っていくのと同じだな。小金井の水を呑んで育った私たちの知っている景色。知っている匂い、湿度。

今回尾引氏には、今私の住む木崎湖の伝説「鳥女」シリーズで語りをしてもらう。これも面白い因果だなと思う。

今は私の実家もなくなり、私にとっては心の故郷と化しているが、小金井市の息吹も感じてもらえる気がしてきた。

倍音族、お楽しみに!


尾引浩志
Xhoomei ,jew'sharp,igil



ホーメイ、口琴、イギル演奏家。トゥバ共和国に伝わる倍音唱法ホーメイと出会い1999年、倍音楽団「倍音S」を結成。現在は「倍音S(尾引浩志)」の名 で、ソロでライブ、ワークショップの活動を展開中。本場トゥバや日本でのホーメイコンテストでは、グループ・ソロ部門で数々の賞を受賞している。音楽劇 「コーカサスの白墨の輪」(2005年)、「コクーン歌舞伎」(2006年)など舞台の演奏でも活動、 2006年度にはNHK教育テレビのこれまでにない、エキセントリックな幼児向け音楽番組として話題を呼んだ「あいのて」にレギュラー出演した。
最近は「倍音muALIEN」、「あいのてさん」、「ジャンタルマンタル」など、倍音S以外のユニットへの参加、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも数多くこなしている。

※ホーメイ:南シベリアトゥバ共和国に伝わる倍音唱法で、「一人二重唱」などとも呼ばれる。
※口琴:世界中に見られる口腔内で倍音を増幅させる、手のひらに入る小さな楽器。音色はまさに“小さなシンセサイザー!”。
※イギル:トゥバ共和国に伝わる二弦の擦弦楽器。
http://www.vions.jp/




 
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ラストプレイヤー idehof
idehof =イデホフは10年ほど日本に居なかった時期がある。
タイの島でスキューバーダイビングのインストラクターをしていた。
イデイくんと話しているとたまにぽっかりと日本を知らない時期が出て来て面白い。
10年いないって、かなりなものだ。

イデイくんに海の話を聞くのが好きだ。
海の中には全部あるんよ。空も、山も、宇宙も、深海も。
イデイくんの日本に居なかったぽっかりの10年間に、海が、空が、山が、宇宙が、広がっている。
そのどこまでもつづく広大な立体空間を、イデイくんは音で作り出す。
スパンコスモがコスモであれるのは、イデイくんの音による空間作りのおかげだ。
イデイくんはPA(音響)という特殊な位置に立つ、プレイヤーである。

東京SPANNKOSMOでは、イデホフはSPANNKOSMO初、衣装を着て演奏者の円陣の中に入る
この立体空間の中に、私たち演奏者も、観客もみんなすっぽり入る。
これは味わってみないとわからないものだ。
是非とも、SPANNKOSMOへ。本当に、素晴らしいから!


idehof   PA



PA 録音エンジニア、ディレクション、ダイビング
2004年 HONZIとgorey レーベルを立ち上げる。

http://www.gorey.jp/






 
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